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私の仕事は製造された流量計が正しく動作するか最終テストをすることです。流量計で計測する流体(液体・気体)の種類は多岐に渡るため、すべての流体を用意することは非常に困難です。そこでテストの際は「水」を使用し、特定の流体を想定して流量計の設定を変更。そのうえで想定した値を示すかどうかをチェックしていきます。
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テストの際は先輩が時間をかけて丁寧に教えてくれることに加え、検査項目も決まっているので手順に沿って作業を進めれば問題はありません。それでも流量計が正しい値を示さないことがあります。流量計の設定ミスや不具合、あるいは気温や水温などから原因を探っていきます。様々な要素が絡み合っていることも珍しくありません。なぜこういう数値が出たのかについて仮説を立て検証。繰り返すことで知識は徐々に増えていきます。
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経験を積んだ今では従来の検査方法に加え、好奇心から「この設定を変えると、この数値はこう変わるのでは?」と仮説を立て、自主的に様々な検査を行っています。想像していた結果と異なることもたくさんありますが、そのたびに調べ周りの先輩に意見を求めて疑問を一つひとつ解消。積み重ねるなかで自身のレベルアップを実感するとともに、知的好奇心も満たされ仕事がどんどん楽しくなっていきました。流量計の世界は奥が深く追求することが好きな方であればワクワクする毎日を過ごせるはずです。
My Favorite
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休日は友達とカフェに行くことが多いです。美味しいご飯やスイーツを食べながら、ゆっくり話をする大切な時間になっています。次に行きたいカフェを探す時間も楽しく、良い気分転換になっています。